【理由は簡単】TypeCハブが動作不安定な理由

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TypeCハブの動作が不安定ですか?

私も悩みました。

せっかく充電端子がTypeCのパソコンとTypeCハブを買って、
充電から外部機器接続までをケーブル1本で済ませようと考えたのに、
PC動作不安定になるわ、外部機器との接続が頻繁に解除されたりで・・・。
ハブの不良品を引いたのかと思ってしまいました。

理由は簡単でした。

電力不足です。

電力不足かどうかの確認方法と、解決方法を共有します。

充電器出力-TypeCハブ消費電力>PC要求電力か?

充電器出力からTypeCハブ消費電力を引いた値が、PC要求電力を上回っているでしょうか?

おそらく、TypeCハブが動作不良な場合の大半は、PC要求電力を下回った電力供給になっているためだと思います。

PCの要求電力よりも低い電力を入力すると、PCは電力モードを切り替えようとするのか、瞬間的に充電器との接続を解除するようです。
つまり、TypeCハブの接続も同時に解除されることになります。
それによって、TypeCハブに接続した外部機器が動作不安定になってしまうわけです。

TypeCハブの消費電力

例として下のTypeCハブを挙げます。

AnkerのTypeCハブです。

PD100Wまで出力可能とあります。

なので、PCの充電に問題になることはないと思います。

ですが、仕様の説明をよく見てみるとHub本体に15Wの給電を
要しますとあります。
つまり、ハブが15Wの電力を消費するということです。
ここが盲点になりがちなんです・・・。

PCの要求電力は?

PCの要求電力はどうでしょうか?

人気のMacbook Airは公表されていませんが
充電器のワット数を見ると30Wとあります。

なので、おそらく30Wが要求電力なんでしょう。

TypeCハブを経由して充電するには、TypeCハブが
パソコンに30W以上供給できるような容量を持つ充電器を
接続しなければ、PC要求電力>充電電力になってしまいます。

充電器の出力電力は?

充電器の出力電力を確認してください。
おそらく、純正の充電器を使用していると思いますが、その場合は
充電器の出力電力=PC要求電力であることが大半です。
なので、純正充電器の容量がほかの機器に供給されてしまうような
接続方法をすると、PCは電力不足とみなしてしまいます。

どうすれば解決する?

簡単な解決方法は、TypeCハブ経由の充電をあきらめることです。
大体のPCにはTypeCコネクタが2つ以上あると思います。
なので、充電ケーブルは直接パソコンにさし、TypeCハブは別のコネクタに刺しましょう。

TypeCコネクタが1つしかなかったり、どうしてもTypeCハブ経由で充電したい場合は、
充電器出力-TypeCハブ消費電力>PC要求電力 になるよう調整しましょう。
つまり、充電器の出力が大きいものに変えましょう。

例でMacbook Air を挙げます。
Macbook Airはおそらく要求電力が30Wです。
そこにAnkerのTypeCハブ(下記リンクのもの)を接続します。
消費電力は15Wです。

すると、充電器は少なくとも45W出力できるものでなければなりません。
45w出力のacアダプタでおすすめなのは下記アダプターです。

他に、Macbook Pro 13インチはどうやら61Wが要求電力のようです。


61W+15W=76W以上の電力を供給できるACアダプタでおすすめできるものは、こちら↓

もしくは、Apple純正のMacbook Pro 16インチ用の充電器です。
ちょっと高いですね・・。


よくある要求電力として45Wがあります。
それであれば、45W+15W=60Wの電力を供給できれば良いので、
このあたりのACアダプタがおすすめです。

ケーブルは大丈夫?


ACアダプタとPCをつなぐケーブルが出力電力に対応しているか確認してください。
電力が高い場合は、使えるケーブルも限られます。
100均のケーブルはまず使えないと思ってください。
おススメのケーブルは↓です。

100Wまで対応しているので、対応電力に困ることはないですし、
性能に対して値段が安いのでお勧めです。

100Wもいらない方はこちらの60W対応ケーブル2本セットがおすすめです。

まとめ

TypeCハブの動作が不安定な原因は大抵、充電用に使用しているACアダプタの電力不足です。

充電器出力-TypeCハブ消費電力>PC要求電力 を満たすような構成にすることで解決できる可能性が高いので、お試しください。

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