【後々後悔するかも】投資信託の積み立ては楽天証券とSBI証券のどちらですべきか

投資全般

本記事は2021年11月22日時点の情報をもとに作成しています。

投資信託を買うのに、どの証券会社が良いか悩みますよね。

ネット上ではよく「楽天証券」と「SBI証券」が定番証券会社として挙げられています。

このどちらかで投資信託を買うとして、どちらにしたほうが良いのか。

なかなか答えを出すのが難しいと思います。

実際、絶対こちらだという答えは無いと思います。

しかし、私が各証券口座を1年間使ってみて、意外に差があると思いましたので残しておきたいと思います。

(私はSBIが適していたにも関わらず、楽天メインで積み立ててしまい、移管手続きもめんどくさくて大後悔中です)

投資信託を保有しているだけポイントが貯まるサービス

下表の内容で、両証券会社ともに投信信託を保有しているだけでポイントが貯まります。

楽天は楽天ポイントのみで、SBI証券は3種類のポイントから選ぶことになります。
※Vポイントは三井住友カード経由での口座開設者のみ対象。
※T,Pontaは三井住友銀行経由で口座開設した方は対象外

付与ポイント率は下表の内容です。

これだけ見るとSBI証券のほうがポイント付与率が高くて優秀に見えますが、そうでもないです。

最大付与率を実現するには投資信託を1000万円以上保有しなければなりません。

1000万未満の場合は最大でも0.1%です。

ここで注意点として、すべての銘柄が同じ付与率ではなくて、一部例外があります。

銘柄によっては還元なしのものもあります。

こちらにまとまっていますので確認してみてください。

楽天証券 ハッピープログラム ポイント付与率

SBI証券 投信マイレージ ポイント付与率

例外銘柄の中に人気な投資信託が結構含まれていますね。

人気な投資信託は大体が運用コストが低いので、ポイント還元できる余地が少ないのでしょう。

少しでも還元してもらえることに感謝です。

各証券会社で、今人気な投資信託を同額保有したとしてポイントがどれだけ付与されるのか見てみます。

実際にどれだけポイント付与されるのか

各証券会社で今人気の投資信託を同額保有したとして、どれだけポイントが付与されるのか見てみます。

今Twitterを見ると人気なのはeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim 全世界株式、iFree レバレッジNASDAQですね。

eMAXIS Slimシリーズは先ほど述べた例外銘柄に含まれてしまっています。

各証券会社のポイント付与率(年利)をまとめると下表の内容になります。

今回上げた3ファンドともSBI証券のほうがポイント付与率が高いことがわかります。

iFree レバレッジNASDAQ の差が顕著ですね。

SBI証券で1000万保有していれば0.2%も付与されます。楽天では0.048%なので約4倍のポイントが付与されます。

1000万未満だとしても、SBI証券のポイント付与率は0.1%なので楽天証券と比較して約2倍の付与率ですね。

では、実際に各投資信託を500~2000万保有したとして、年間に何ポイント付与されるのか見てみます。

まずは楽天証券から。

楽天証券

続いてSBI証券の場合

SBI証券

各ファンドの付与数を見ると、 eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) は誤差レベルかなという差で、

eMAXIS Slim 全世界株式 はちょっと気になるかもレベルの差。

iFree レバレッジNASDAQ はSBI証券の圧勝だと分かります。

iFree レバレッジNASDAQ を買うとしたらSBI証券がおすすめですね。

考えようによってはSBI証券の圧勝

iFree レバレッジNASDAQ は見るからにSBI証券の圧勝だと分かりました。

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) とeMAXIS Slim 全世界株式は楽天証券もSBI証券もそこまで変わらない結果でしたが、

考えようによってはSBI証券が圧勝と言えます。
何かというと、ポイントの使い方です。

楽天ポイントの場合は楽天経済圏で使えるので、使い道に困ることはないです。投資信託の購入にも使えますしね!
ただ、大体1pt=1円の価値ですよね。

SBI証券で付与されるTポイント or Pontaはそれぞれ1.5倍(1pt=1.5円)の価値で使用可能です。

Tポイントはウェル活ですね!毎月20日にウェルシアで200pt以上使用すると1.5倍の価値で利用できるあれです。

Pontaは あまり知られていないのですが、au payマーケットで1.5倍の価値で使用できます。

aupayマーケット様より引用


ただし、Pontaの交換上限が定められているので、投資信託の運用額によっては最大限に活用できないでしょう。

ウェル活は金額の上限なしなので、私は投信マイレージの付与ポイントをTポイントに設定して利用しています。

付与ポイントをすべてウェル活に使うとしたら実質下表のポイント付与数になります。

月間にするとこんな感じ

iFree レバレッジNASDAQ を1000万保有すれば、投信マイレージのポイントだけで第三のビール箱買いができそうになってくる。

第三のビール(350ml)の箱は大体2900円ですからね。

2000万保有すれば生ビール(350ml)を箱買いできてしまいそう。

ちなみにビールビール言ってるのは、ウェル活ではアルコールを優先して買うべきと思っているからです。

アルコールはどこで買っても価格が変わりません。厳密にいうと変わりますが、大差はありません。

その他の日用品はウェルシアの価格はそもそも高めです。他で買ったほうが安かったりします。

ならば、どこで買っても価格に大差がないアルコール類を狙うのがおすすめです!

(Tポイントの泉を持っている方はまた別の話し)

にしても SBI証券でiFree レバレッジNASDAQ を2000万保有した時のポイント付与数がすごい。。。

もしも億り人になれたら iFree レバレッジNASDAQ を2000万くらい買って永遠にガチホしていようかななんて考えています。

クレカ積立

クレカ積立にも差があります。

各証券会社はクレカ積立を設定してくれています。

メリットはポイント還元があることですね。

カードと還元率、貯まるポイントは下表の内容です。

楽天は一律1%の還元率です。

対してSBI証券は0.5%~2%の還元率です。年会費無料のカードだと0.5%の還元率ですが、年会費有料のゴールドカードにすると1%、プラチナカードにすると2%といった具合に

カードのランクによってポイント付与率が変わるイメージですね。

クレカ積立は楽天の勝ちだと思います

クレカ積立は楽天の勝ちだと思います。

年会費無料の楽天カードで1%の付与率ですし、付与されるポイントを投資信託の買い付けに利用できます。

それに対してSBI証券は年会費無料のカードでは0.5%の還元率ですし、付与されるポイントでは現状投資信託の購入に利用できません。
今後Vポイントで投資できるようになるそうですが、三井住友カード経由で口座開設した人限定になるような気もします。
だって、公式ページのここにVポイントがいつまでたっても追加されないんですもん。Pontaは発表後すぐに掲載されたのに。。

SBI証券公式サイトより引用



続報に期待ですが。。。

ただ、SBI証券の年会費無料カードで0.5%の還元率と述べましたが、やりようによっては1%まで引きあげられます。

例えば三井住友カードNLゴールドの年会費無料条件を満たすことです。

三井住友カードNLゴールド は年会費5500円ですが、カード発行以来に1度でも年間100万円利用すれば翌年以降の年会費が無料になります。

年間100万円であれば、このカード1枚に支払いをすべて集約すれば達成は現実的だと思います。やる価値は十分あると思います。

ちなみに三井住友カードNLゴールドを100万利用すると1万Vポイントがボーナスとして付与されます。
基本還元率の0.5%と合わせて1.5%の高還元率になりますし、コンビニやマックでVISAタッチ決済すれば常時5%還元されますので、メインカードとしても申し分ないです。

もしも興味持った方はこちらのバナーから新規発行すると2000pt特典が付きます。↓
(年会費無料のノーマルカードも対象)

三井住友VISAカード ロゴ

ただ、ポイント付与率が同等になったとしても、ポイント再投資できる楽天ポイントのほうが優位でしょう。

クレカ積立は楽天の勝ちだと思います。

まとめ

投資信託を楽天証券とSBI証券のどちらで積み立てたほうが良いのかの考えを、私が1年間それぞれの口座を使ってみた経験を踏まえて残してみました。

結果的に、投資信託の保有金額によるポイント還元サービスと、クレカ積立をどう考えるかだと思いました。

ウェル活をしていたり、 iFree レバレッジNASDAQのような投信マイレージの恩恵をフルに受けられるファンドに投資しているのであれば、SBI証券をお勧めします。

積み立て先の選択の助けになればと思います。

SBI証券口座の開設はこちら↓

SBI証券公式サイトより引用

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